【桐箱の紐の正しい結び方】ここで差がつく大人のたしなみ
こんにちは。陶工房高谷です。
大人の“たしなみ”がチラリと覗く方って、素敵ですよね。特別に凄いことではなくても、何気なく目の前で披露されると、ドキッとします。
例えばこんな時。大切なお品が入っている【紐付きの桐箱】。中身を箱に戻した後、さささっと紐を結う所作が美しい人には、一目置いてしまいます。
今回は、そんな桐箱の紐の正しい結び方のお話を…
桐箱の紐 正しい結び方
結び方を知らずにやろうとすると意外に戸惑ってしまうのが、桐箱の紐。紐の通し方を間違うと、蝶々結びがあらぬ方向に向いてしまいます。
でも、知ってしまえば簡単!この機会にマスターしませんか。あなたの株が上がること間違いなしです。
まず、箱の裏側を見てください。四方に穴にこんな風に紐が通っていて、1ヶ所が輪になっています。
このまま横方向にひっくり返してください。輪の部分が左肩にきます。穴から出た紐が変にねじれていないかを確認して、輪の中心が箱の真ん中にくる長さで、左肩に紐をかけてください。
次に、右手側にある紐を、先ほどの輪に上から通してください。
そしてそのまま、下に引き出します。
今度は下の紐を、同じく上から通して、右上に引き出します。
引き出した紐を、下の写真のように、対角線上で上下に引っ張ります。
左手の紐で輪を作り、右手の紐を上からかけて蝶々結びを作ると・・・
完成です!
ポイントは、紐は上からかけて下へくぐらせる、ということ。先にくぐってしまうとうまく結べなくなってしまいますよ。
もっと、簡単に桐箱の紐の正しい結び方がわかる動画を御用意しました。こちらも是非ご覧ください。