“表札”の犯してはいけないタブー 新生活の運気UP大作戦!!
2017/07/11
こんにちは。陶工房高谷です。
春から新生活を始めたという方は、そろそろ新しいお家に慣れた頃でしょうか。
突然ですが…あなたのお家の玄関を改めて見てみてください。「表札」はついていますでしょうか?
実は、表札と運気には、深ーい関係があるのです。今日はそんなおはなしを。。。
表札がついていない=運気が下がる!?
風水の考えでは「良い気は玄関から入ってくる」とされています。表札がないということは、「この家には人が住んでませんよ~」「主不在ですよ~」ということを意味し、人がいない=運気も入って来ない、つまり運気が下がってしまうと考えられるのです。驚きですね!
近年一人暮らしの女性の家などでは、物騒だからという理由で表札を出さない人が増えています。それぞれの事情がある一方、表札には郵便の誤配を防げるというメリットもあります。
最近はメール便、つまり受取サイン不要の配達物も多いですが、実は私自身も表札を出していなかったばっかりに、自分宛の配達物がマンションのお隣さんのポストに間違えて入っていた経験があります。ポスト自体も小さく、大きな郵便物は口から飛び出していることも過去あったので、最初「もしや盗られたのでは!?」と気をもみました。早く使いたいものだったのに、誤配により結局手元に届くのが1日遅れてしまいテンションも下がり・・・振り返ってみても運気の低い出来事でしたね。実は表札がなくて一番困るのは、郵便屋さんではなく、自分自身なのかもしれません。
元々、表札はその家の主人が自分と家族の幸せを願い、家族を守るために掲げる物でした。特に、ご家族とお住まいのお家の場合は、逆に堂々と表札を掲げて、ご家族によい気を呼び込んで頂きたいなと思います。
良い表札、悪い表札を見分ける “掘り込みチェック”
表札を新調するとなると、少し前までは工務店やホームセンターなどに足を運び限られたラインナップから選んでいましたが、最近はインターネットで手軽に発注できるようになり、種類も豊富です。またクラフト人口もここ数年で右肩上がりに伸び、ご自身の【手作り表札】を掲げられるお家も増えてきました。ご家庭のカラーや雰囲気がにじみ出ている表札、素敵ですよね!
さて、新しい表札を選ぶ、また作る際に気をつけてほしいポイントがあります。それは「文字の彫り込み」。
生の文字が、彫り込まれている、つまり文字が凹んでいるものは避けましょう。通販サイトを検索してみてもすぐわかりますが、この【彫り込みタイプの表札】実は結構多いのです。彫り込まれている文字、何かを連想しませんか?・・・そう“墓石”です。あまり縁起がよくないですね。
逆によいものは【浮き彫りの表札】です。名前が盛り上がっており、その形の通り、運も盛り上がる、お家が繁栄するパワーを持った表札です。
表札の素材と色 自然のエネルギーがこもったものがBEST
表札の素材にも良いもの、逆に避けたいものがあります。
運気を上げるのは「自然のエネルギー」がこもった素材。表札が誕生した明治初期以来、素材に【木】がよく用いられてきた理由の一つです。ただ、雨風で朽ちてくるのが残念…ということで、明治中期になって土を原料とする【陶器】の表札が誕生します。当時は高価だったため、資産家の家に用いられました。そしてより安価な素材として【石】が使われるようになりました。最近では、ガラスやアクリルなど様々な素材の表札がありますが、運気UPの意味では、自然由来の素材をオススメします。
木の場合はそのままの【木目の色】、タイルなどの陶磁器では【白】が良いとされていますが、個人的には家の壁の色との相性や好みなどがありますので、いつまでも愛着が持てるお気に入りの色にされるのがよいと思います。
逆に、避けたい色・素材は、黒い石製の表札。クールな印象でお好きな方はいそうですが、運気を下げる組み合わせとされていますので、敢えて選ばなくてもよいのかな、と思います。
表札は『取り付け位置』も重要
風水的には、明るく活発なエネルギーの進行方向は【右側】と考えられています。ですので、表札は家に向かって右側がGood! ただ、玄関のデザインによってはどうしてもつけられないというケースもありますよね。あくまでも気の進行方向のことで、左側に表札を掲げれば逆にマイナスになる、と言うわけではないそうですので、その場合は左側でOKです。逆にアパートなどでたまに見られますが、ドアの表面に表札を直接つけるのは、風水の考えでは良くないとされています。
表札を取り付ける高さは、目に入りやすい、目線よりも高い位置がおすすめです。位置と高さを決めるうえで、本当に気にして頂きたいのは、インターフォンやポストとのバランス。なんとなく違和感のある心地の悪い配置だと、見るたびにモヤっとして気持ちが下がります。メジャーや定規を使いながら、心地よいバランスに取り付けましょう。
今日からできる、玄関の運気UP
「今日からできる、玄関の運気UP」それは、表札を磨くこと。床やたたき、ドアは定期的に拭いていても、表札はついつい忘れがち。メンテナンスの行き届いた表札は玄関によいエネルギーを吹き込んでくれます。
ぜひ、今すぐ実践してみてくださいね!
番外編)陶器のオリジナル表札を作る
わが陶工房高谷の、自宅表札はこちらです。
地球をイメージした色は、織部釉とコバルトで出しています♪ もちろん浮き彫り。
陶器のオリジナル表札を作るメリットは、色々ありますがまとめると・・・
- 和風にも洋風建築にも合う、“粋”な佇まい
- 2つと同じものはないので、お隣さんやお友達宅と被ることなし
- 家の外壁や、ファミリーの雰囲気に合ったデザイン・風合いにできる
和食はもちろん洋食にもしっくりくる陶器の質感。ここからもわかるように、陶製の表札は建築様式を選びません。明治時代には資産家のお宅に使われていたというように、独特の重厚感が落ち着いた、またこだわりある印象を与えます。
ちなみに陶工房高谷では、表札制作に関しては2つのコースをご用意しています。
《表札A》陶芸家におまかせコース
価格 :税込¥21,600-(材料費・焼成費・制作料込 ※梱包送料別途)
※上記はフリーハンド文字の場合の価格です。フォントやロゴ等の指定がある場合は上記プラス¥6,480-となります。
サイズ:20cm×10cm程度(面積200㎠まで・縦横比は自由)
納期 :ご注文内容確定後、2~3週間程度(気候等諸条件により前後)
ご注文後、①表記するお名前、②サイズ、③お好みの色・風合いイメージを、メールまたは電話のやりとりでご指定頂き、あとはすべて陶芸家にお任せいただいて制作いたします。
《表札B》自分で作るレッスンコース
価格 :税込¥6,000-(材料費・焼成費・指導料 全て込)
※ご来窯時、現金にてお支払い頂きます
※完成作品の郵送を希望される場合は別途送料を頂戴いたします
サイズ:粘土1kg内(正方形なら焼き上がり約13~15cm角程度のものが出来る分量です)
納期 :ご制作後、2~3週間程度(気候等諸条件により前後)
窯元にお越しいただき、陶芸家が直接指導の元、お客様ご自身に作って頂きます。
自分で作るので形や柄が自由自在。焼く前なら、何度でも作り直しができるのが粘土の良い所。これぞ!といったものができるまでサポートいたします。
マイホーム購入の記念に、また、お引っ越し祝いのギフトとしてレッスンコースをお贈り頂くことも可能です。
制作場所:陶工房高谷(大阪府池田市)
制作時間:約1時間程度(個人差有)
マイホームと共に長年御愛用いただける表札となりますよう、色の選定(外壁との相性)から、取り付け方法に至るまで、ご相談にのりますのでご安心下さい。
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表札の歴史は意外と浅く、一般の家庭に定着したのは、大正12年の関東大震災以降のことです。震災後、移転や、家を建て直しがあり、また鉄道も広く配備されていったことによって、人口の流入・流出が起こりました。それまでのように隣近所みな顔馴染みではなくなったことにより、「ここは私の家ですよ」ということを表す表札が一気に普及したとされています。
表札を掲げるのは、日本独自の習慣。海外ではほとんどみられないそうです。治安のあまり良くない国ではやはり防犯上の理由から掲げない一方、表札は、安全・安心、暮らしやすい環境の象徴でもあり、一部海外では「ステイタス」として成功者が表札を掲げる例も。
「そういえば我が家はまだだった」という方。「いい表札が欲しくなった」という方。ぜひこの機会に、こだわりの表札を手に入れてみてはいかがでしょうか?